体験者の声

これまでのクライアントの方々から頂いたメールやお手紙の一部を、ご本人の了解を元に掲示させて頂きました。心のこもった内容が多く、長文の内容はこちらで編集させていただきましたことを
ご了承下さい。

こうしたお便りをいただく度に、カウンセリングを通して、私自身が癒され、激励されていることに気づきます。この場借りて、あらためて皆様に感謝します。有難うございました。

※これらは体験者個人の感想であることを御承知の上、お読みください。

誰に何を言われても納得できなかったのに・・・。

声のカテゴリー:

先生、今でもあの「トゲトゲくん」は、私の中に存在しますが、コンペイトウのように小さい姿になっています。ときどき、コンペイトウのまま、大きくなることもありますが・・・。

正直、最初は、変なワークだな、と思っていましたが、苦しいときには藁にもすがる思いで、今でも「トゲトゲくん」との付き合い方を、ヒッソリひとりでやっています。(笑)

あのころ、作業療法士としてすでに9つの施設や病院を転々としたとき、このままではいけないのではないか・・・という気持ちになっていました。

辞めることになったきっかけは9回とも様々ですが、結局は、職場のスタッフへの不満がたまり、このままではいつか、怒りが爆発しそうになるのが怖くて、職場を辞めてしまう、そんなパターンは変わりませんでした。

怒りが患者さんや入所者さんに出ることはありませんでしたが、要領の悪いメンバーや能力の低い上司などがいると、イライラしてしまい、我慢すればするほど無口になり、家に帰ってもイライラが増幅する始末でした。

(あとから知った療法ですが)フォーカシングのおかけで、私は先生との対話ではなく、自分の中の「トゲトゲくん」との対話で、本当のメッセージを受け取ることができました。

自分の声を自分で聴くことができたときは、誰に何を言われたときより、効きました。

ずっと疑心暗鬼で、不機嫌な態度の私を、最後まで嫌わずにいて下さり、ありがとうございました。