Q&A

ここでは、
これまでにクライアントの方々からいただいた
よくある質問にお答えします。

 

Q. プライバシーは守られますか?

心理カウンセラーには、来談者の秘密、個人情報を守る義務があります。
万一、秘密が漏れるようなことがあれば、それは心理カウンセラー倫理に違反することになります。
例え、親子やカップルが個々にカウンセリングを受けられても、
ご本人の了解がない限り、親しい相手にも秘密が漏れることは一切ありませんのでご安心下さい。
(但し、自傷他害の恐れがある場合は例外もあります。)

 

Q. 何回くらい通うものなんですか?

個々の状態や課題に応じて回数や期間も皆さん様々です。
当カウンセリングでは最初、目標設定を一緒に行いますので、
ご本人の意思を尊重し、ご納得のいく形で決めていきます。
そして、カウンセリングの間も随時プロセスや現状を見直しながら進めていきます。
基本、来談者ご自身が納得する問題解決が第一ですので、
当初の回数にこだわらず、解決までのサポートは 全力でさせて頂きます。

 

Q. 心理カウンセリングとキャリアコンサルティングと何が違うんですか?

私としては、実際に面談をするときには、ほとんど区別はありません。

 

Q. カウンセリングでは何を準備したらよいのですか?

準備は特に必要ありません。安心して、ご自分の想いをお話ししてくだされば大丈夫です。
ご自身の中で整理できていない気持ち、なかなか言葉が見つからない感覚なども、
思いつくままにご自分のペースでお話ししてくださって構いません。
最初は何が問題なのか、どうしたらいいのか、わからないのが普通なのですから。

 

Q.キャリアに関して集団で相談はできますか?

グループカウンセリングという方法もありますが、キャリアに関するものでしたら、体験学習や、グループワーク研修、集団ガイダンスという形式をとられることをお勧めします。

グループダイナミックスによって、一対一では得られない相乗効果があります。
カウンセラー出身の講師は、こうした体験学習などのファシリテートを得意としています。

 

Q.企業内で従業員のキャリアコンサルティング実施する際、どんなタイミングがいいですか?

新入社員・1年目・3年目・5年目・10年目、などの年次による節目、
異動・転勤に伴う職員、新役職(管理職)・新任務について1年目2年目、
契約社員の契約時・任期中期・更新1年前、
休職前(出産・介護・病気など)、復職前、復職前後、など。

また、ライフステージが変化する時期に焦点をあて、20代後半、30代、40代、50代、退職前、嘱託など役目が変わるライフイベント年齢など。

ワークライフステージでの転機となりそうな時期や、プライベートライフで変化が起きる時期など、一度立ち止まり、これまでのワーク&ライフキャリアの棚卸しをしてたり、これからの志向性を再構成、確認してみることは、永続的なキャリア形成を支援し、結果的には、個人と企業のwinwinな関係を構築することにつながります。

※厚生労働省ではセルフキャリアドックなどの助成金によって、キャリアコンサルティング実施を支援する制度もあり、利用企業が増加しています。

 

Q.管理職として、自分の話ではなく部下の相談をしてもいいですか?

もちろんです。当ルームの特徴でもありますが、一般従業員の方と管理職や管理監督者の方々では、半々の相談数となっています。さらに、中小企業の経営者の方々も来談されます。

悩みは、“もっとよくしたい”と思われる向上心から生まれます。マネジメントする側になれば、関係する人間関係が増えるわけですから、自分ひとりではなんとでもなることが、周辺との関係で予想どおりにすすまないことは多くなるはずです。40代、50代の方々こそストレスが多い世代です。マネジメントの問題、組織活性化のための悩みを、おひとりで抱えないでほしいと思います。

 

Q.職場での目標管理の相談を、上司以外の外部の人に相談しても意味があるんですか?

業務に関する、具体的なスキルや知識などは、もちろん、職場の先輩や上司が一番熟知していらっしゃいます。カウンセラー、コンサルタントができることは、スキルや知識ではどうにもならないモヤモヤをまずは、整理する支援です。整理しただけで解決方法を見つける方もいらっしゃるくらいです。一方で、外部のプロにだからこそ、安心して、自分自身の真の思いや、めざしたい目標を明確化することができます。そこから、職場や業務を自分のワークライフに取り入れることができるか、考えるサポートをします。

 

Q.思春期の子供の話しも、仕事の話しや転職の話しも同時にしたいんですけど?

生きているということは、仕事だけでも、家庭だけでもありません。ワークキャリアもライフキャリアも、そして自分をとりまく周辺の人たちとの関係も、どれも同格に大事なマターです。カウンセリングでもコンサルティングでも構いません。ごちゃごちゃのまま相談に来られてください。まずは全部、テーブルに並べて、一緒に整理していきましょう。

 

Q.ストレスチェックで高ストレス傾向が出ました。そちらで面談してもいいですか?

もちろんご来談ください。ただ、こちらは医療機関ではないので、身体的な病状などに関する治療などはできません。一方で、職場や仕事に関連する問題、人間関係に関するご相談は、医療機関よりお役にたてると思います。職場でストレスを感じる方々は70%近くいらっしゃいます。こうした相談に応じるために、私たち産業カウンセラーが存在するとも思っています。また、ストレスチェック実施組織ならば、相談機関も用意されているはずですので、確認されてみてもいいかもしれません。勿論、私たちは、いつでも準備はできています。

 

Q.休職中ですが、復帰までの間、どうしたらいいかわかりません。何を相談したいかも決まっていませんが、そんなんでも行っていいですか?

休職中の理由が病気でしたら、まずは、カウンセリングを受けてもいいかどうか、医師に確認してください。okということでしたら、もちろん来られてください。また、休職理由が別の事情であっても、なんとなく不安、なんとなくむなしい、なんとなくモヤモヤということは、だれでもあります。相談内容がはっきりわかっていてもプロセスが進むにつれて、主旨が変わってくるのが、カウンセリングの特徴です。「よくわからない」「なんとなく」という感覚は、大事な相談理由です。

 

Q. 病院とは何が違うのですか?

当カウンセリングは医療機関ではないので、健康保険はききません。
また、お薬をお出しするこもありません。
心身相関ですから、こころの負担は体にも影響します。
心理カウンセリングでは心身の「心」を整え本来の力を回復させるメンタル専門セラピーです。
もちろん、症状によっては病院と併用して通っていただきながら、
お薬によって体の負担を減らしながら、認知や感情をケアする方々もたくさんいらっしゃいます。

 

Q. メールや電話でのカウンセリングはできないのですか?

行っていますが、以下の事実をご理解しておいていただきたいと思います。
心理学では、人が何かを伝達するとき、言葉の内容はたったの7%、
あとは声や表情など全身で伝えているといわれています。
よって、言葉や文字のみでは、誤解や行き違いが生じると考えられるので、
実際にお会いしてお話しをお伺するのがベストだと思っています。
ただどうしても面談が無理だという状況の方や、
まずはメールや電話からスタートしたいと思われる方が いらっしゃるのも事実です。
そうした要望に応じて、メール・電話カウンセリングを行っています。
さらに、当カウンセリングを初めて受けたいと思われた方のみ
電話無料カウンセリング30分という場を設けています。
これはカウンセラーとの相性や、カウンセリング自体がどんなものか
雰囲気を掴んでいただく機会として設けています。
遠慮なくご利用ください。

 

Q.カウンセラーが研修もできるんですか?

産業カウンセラー・キャリアコンサルタントの役目は、メンタルケア・キャリア開発・組織活性化や人間関係構築などの支援です。その手段のひとつが一対一の面談です。しかし、疾病を治療する(cure)のが役目ではないので、訴えられている事例をケア(care)したり、解決するために、集団での研修やワークショップは大事なアプローチのひとつです。特に、カウンセリング・スキルを活かして、ファシリテートや研修講師としてのスキルを身につけている講師は、人の感情や行動に寄り添いながら学びの場を進行することが得意です。一方的な知識を伝達する講義ばかりではなく、その集団のグループダイナミックス(集団構成員の相互依存関係から派生する力学的特性)をうまく引き出すファシリテートをしながら、研修での学びを促進することができます。個人が集団から影響を受け、逆に集団に影響を与えるという場の醍醐味を味わってください。

 

Q. 心理テストって占いと何が違うんですか?

占いのことは説明するだけの知識はありませんが、
当ルームで行う心理テストは人の行動や思考パターン、
感情表出などを統計学的に図り、性格を何種類かに分類しているというものです。
「○○な状況のとき」→「××な気持ちになる」→「△△な性格傾向がある」といったものです。
ですからこの結果に良いも悪いもありませんし、
こうなるべきという断定的な判断が下されるものでもありません。
ご自分のタイプを客観的に知るひとつの手立てで、
大事なのはこの結果を受けてご自身がどう感じ、どうしたいと考えたかということです。
カウンセリングは自分を探求する作業ですが、心理テストはその作業のひとつです。
ですから、当カウンセリングでは、
このテストの結果が占いのように単に当たりはずれなどで終わるのではなく、
こちらからの分析所見とご自身の思いをカウンセリングする時間を設けています。
このテスト結果が、今の等身大のご自身を再認識したり、
あるいは理想のご自身への向かう最初のステップになる意義深い機会となればと思います。

 

Q. インナーチャイルド・セラピーって催眠っぽくて怖くないですか?

過去間隔を再体験するため、「自己催眠」の要素の強いセラピーではあります。
自己催眠というのは、心身がとてもリラックスしている状態に過ぎません。
ですから、リラックスしているだけで、自分が何をして、何を言っているのか、
しっかり自分で意識しています。テレビなどで見られる催眠ショーとは異質のものです。
全てご自分の意思なので、答えたくないことは答えなくていいし、
自分の中にあるものが全てなので、外から別の思考を無理やり挿入するような、
いわゆるマインドコントロールとは全く違います。
また、今の自分が耐え切れない記憶は、思い出さないといわれていますので、
安心して受けて下さい。
<特に、気づく、癒す(受容)、解放の3段階をきちんと体感していただくことを、厳守しています。